お酢が血液をサラサラにするって本当?
ドロドロ血液を改善したい場合、お酢を使うと良いようですね。
テレビなどでも、お酢には血液をサラサラにする効果があるとよく言っているのを聞きます。
なぜ、お酢が血液をサラサラにするのか?
それは、
お酢には血小板凝集抑制効果と白血球粘着抑制効果があり、この2つの効果によって血液のドロドロを効果的に防いでくれます。
そのため、血液のドロドロが心配な人は、普段の食事にお酢を加えましょう。
即効性はありませんが、毎日摂り続けることによってドロドロ血液を改善できるはずです。
そして、お酢の中でも血液をさらさらにする効果が高いといわれているのが黒酢です。
アミノ酸には血液をさらさらにする効果があり、そのアミノ酸が黒酢に豊富に含まれています。
クセが普通のお酢よりも少ないため、そのまま飲んでもいいですし、料理に使用することもできます。
自分が摂りやすい方を選びましょう。
また、お酢を摂ることによって、血液をさらさらにするだけではなく、疲労回復にも効果があります。
体が疲れていると感じる時は、意識してお酢を摂るようにします。
血液がドロドロかどうか検査でわかる?
血液がドロドロかどうかは検査をすることで分かります。
もし、気になりますからあれば、病院に行って検査を受けてみるのもいいかもしれません。
用いられる検査はマイクロチャンネル法というものです。
マイクロチャンネル法とは、血液を採取して、毛細血管そっくりのモデルに流し、流れる様子からドロドロ具合を判断する検査です。
流れがスムーズなら正常ですが、流れが悪い場合はドロドロ血液だと判断されるのです。
また、血液検査でもドロドロ血液かどうかを判断することが可能となります。
その時にチェックされるのが血圧、赤血球数、白血球数、ヘモグロビン、血小板数、血中コレステロール値、血中中性脂肪値、血糖値など。
これらの数値を見て、基準値を超えているのか下回っているのか確認します。
ドロドロ血液をそのまま放置すると大変なことになりますので、早めに対処しないといけないでしょう。
不摂生な生活をしてる人はドロドロ血液になりやすいため注意してください。
血液ドロドロ対策になる運動
血液どろどろ対策に有効なのは運動です。
体を動かすことによって血行が良くなる為、ドロドロ血液を改善する事が出来ます。
その際におすすめなのがウォーキングやジョギングなどの有酸素運動(最初はウォーキングや踏み台昇降などから始めると、体に負担が掛からないでしょう)です。
有酸素運動は酸素を取り込みながら行う運動のことで体への負担が小さく、どのような人でも続けることができます。
中でもウォーキング(最も手軽で健康への効果が高い有酸素運動でしょう)は全身の筋肉を使うので、血行改善に非常に効果的です。
30分~1時間程度のウォーキングをできれば毎日行うようにしましょう。
無理な場合は、1週間に2回や3回を目指しましょう。
また、天候を気にせず家の中で出来る踏み台昇降も良いですね。
即効性はありませんが、毎日のように歩き続ける事によって、血液のドロドロを改善できます。
そして、ハードな運動は避けるようにします。
ハードな運動をすると水分がなくなり、血液がさらにドロドロになってしまいます。
その為、ウォーキングをする場合は息が切れるほど頑張る必要はなく、ほど良い疲れを感じる程たびにしてください。
いくら体に良くてもやり過ぎは禁物です。